初夏の日のはなし.4初夏のはなし、休話2

2019年09月14日

初夏の日のはなし.休話

前回から何度も出てきている『相方氏』の、
既往歴と腫瘍マーカー。

この二つは、『私』が今でも後悔の大きいものでもあります。

まず、既往歴。
というより、がん発見までの流れに関わる事。

結論を言えば『相方氏』のがんは、
大腸がん。正確には部位はS字結腸癌になります。
腹痛や腹水、下腹部の違和感や下血、貧血などが症状で現れてきます。

相方氏も例に漏れず、この症状は出ていました。
なら、何故発見が遅れたか。

そこに『既往歴』が関わってくるのです。



ひとつめの虫垂炎。
いわゆる盲腸で、初期なら薬で散らしたりも出来る病気です。
相方氏はこれに中学生の時になったらしい。のですが。
今までの記事でも少し匂わせていますが、相方氏。あまり家族環境が良くありません。
ので、当時腹痛を訴えても「誰もマトモに話を聞いてくれなかった」と本人から直接聞いてます。
更に、相方氏の父親は薬剤師。
かなり腕が良く、漢方専門調剤薬局を開いていて、虫垂炎に限らず痛みや具合の悪さにある程度対応出来てしまったんてすね…(コレは相方氏にも引き継がれ、薬剤師ではありませんでしたが、登録販売者の資格を持っていました
そんなこんなで、いよいよ病院に行った頃には、腹膜内で癒着が進み結構な状態に。
手術自体は成功したものの、癒着が酷かった事もあり、
相方氏は腸閉塞を起こしやすい体質、となった訳です。


だから、○大病院に転院する前に勤め先の病院で1週間、
「腸閉塞」治療の為に入院をしていたのです。
腹痛、腹満、排便困難。それから食欲不振。
レントゲンでも便が溜まっているのが見えました。
腸閉塞の症状と一致します。
既往歴からいっても、相方氏の年齢からしても、真っ先に腸閉塞を疑うと思います。


……残念な事にこれらの症状。
全て大腸がんでも現れる。ということです。




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akira00714 at 09:43│Comments(0)闘病記 | 彼女のはなし。

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